3日間無事終了しました。今年も力作ぞろい。
※過去の関連記事はこちらから。
「しかけ絵本講座のおしらせ」
「しかけの見本」
今年のテーマは「本のかたちを変えてみよう」
一般的に目にするような四角い本ではなく、型抜きの絵本にチャレンジです。
「型抜き」とかいうと大げさだけど、画面を好きな形に切り抜いて、イメージを膨らませていくのです。中面につけるしかけは2種類。とびらのしかけと平行折りのとびだすしかけ。どちらも基本的なしかけだけど、直感的に取り付けられて応用方がたくさんあるので、イメージを膨らませていくのに最適です。
見本を見てもらって、説明をしてしかけの練習をして、さあ、すぐ本番スタート。
文字は書かなくてもいいです。
この講座では「開く、閉じる」の動作に応じて動くしかけの面白さ、プロダクトとしての本について考えるために時間を使ってほしいと思っています。もちろん、本人が文を書きたいと言えばそれもOK。課題を取り入れて、それぞれ作りたいものを形にしていってもらいます。私はそのお手伝い。
ページを閉じた時、しかけがガッツリはみ出しそうな形で制作している子も。
確認するとそれでいい、ということなので、そのまま進めてもらいました。
この時点でどんな本が出来るのか私には分からないけど、本人にはしっかりイメージできてる様子。仕上がりが楽しみ。
作業しながら考える。全体像は見えてないけどやってみる。それもいい方法です。
発見があるかもしれないしね。
2日間が中面制作で1日お休み。
発表会の前にまず、作品の見せ合いっこ。
学年も学校も違う子どもたちが集まって、同じ課題に取り組んで、どうだったかな。
そして発表会。
こうゆうのってトップバッターの子に後ろが影響受ける事が多いんだけど、今回はとてもいい感じに始まりました。直前に、こっそり私の耳ものとで「みんなやらなきゃだめ??」と不安げに言ってた子も、順番が回って来たら「自分で発表する」ときっぱり。シャイな子たちもいたけれど、名前を呼ばれたら前に出てきて、私の横に立つ事ができました。心の中は緊張でいっぱいだったと思うけど、よく頑張ったね。
学年も学校も違う子どもたちが集まって、まだ緊張も解けないうちに課題が発表されます。少し練習して数分後には本番。その時点で自分の作品の完成形が見えてる子って少ないと思うのです。描きたいものが決まっても資料もないし。
でもとにかくやってみる。やりながら考える。
そうすると何かしら出てくるものです。
ひらめきを信じる。それを時間いっぱい育てる。
そんな体験が出来るのがワークショップの場だと思っています。
作品の仕上がり以上に、子どもたちの心の中になにか残るものあればうれしいです。
学年も学校も違う子どもたちが集まって、まだ緊張も解けないうちに課題が発表されます。少し練習して数分後には本番。その時点で自分の作品の完成形が見えてる子って少ないと思うのです。描きたいものが決まっても資料もないし。
でもとにかくやってみる。やりながら考える。
そうすると何かしら出てくるものです。
ひらめきを信じる。それを時間いっぱい育てる。
そんな体験が出来るのがワークショップの場だと思っています。
作品の仕上がり以上に、子どもたちの心の中になにか残るものあればうれしいです。